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観光地として人気の高いパリですが、スリ被害が多い国としても知られています。
重犯罪は少ないらしいのですがiPhoneや財布を盗られたとい う話は頻繁に聞きます。
先日同じタイミングでパリに来た友達に久しぶりに会ったのですが なんと4回スリに遭遇したという話を聞きました。
せっかくのパリ滞在。 楽しかった思い出だけで終わらせるためにもスリ対策はしっかりし ていきたいですね。
こちらに来てから友達や知り合いがどのような被害に遭ったか、 またそれらに対する私なりの対策をお話ししていきたいと思います 。
Contents
スリの手口
まず、 パリ市内でよくあるスリの手口についてお話ししていきます。
彼らはスリのプロ集団。 油断すればあっという間にやられますが手口を前もって知ることで 予防につなげて欲しいです。
よく起こるスリの例
パリのスリはプロのスリ集団によるグループ ワークや1人でも素早く金品を漁っていくプロなど。とにかく多種多様。
そんなスリの例を挙げていきたいと思います。
署名
観光地に行くとよく「署名をしてください」 と女の子達に声をかけられます。
しかし署名活動はフェイク。 この署名に同意すると名前を書いている間に他の仲間がバッグやポ ケットから金品を奪っていきます。
署名を頼まれても絶対に名前を書くことに同意をしないでください 。
カフェのテーブル上で
日本人の悪い癖として、 iPhoneなどをテーブル上に置いてそのまま友人との話に夢中 になったり、ということがありますよね。
これ、パリではとても危険です。
よく聞くのがマップを持った人が「 この場所に行くのはどうすれば良い?」 とマップをテーブルの上に広げて聞いてきます。それに答えると「 ありがとう」 と満足げに帰って行くのですがその時にマップとテーブル上のiP honeを一緒に掴みそのまま持っていってしまうというもの。
自分の貴重品からは常に目を離さない、人目のつくところには置い ておかないことが重要です。
電車内やバス内で
電車やバスに乗った時も注意が必要です。
電車でスマートフォンをいじっていると駅に停車してドアが閉まる
日本ではあり得ませんがパリではこんなことが日常茶飯事です。
道端で
観光中や移動中にカバンやポケットからモノをスられたという話を
私の友人はポケットにスマートフォンを入れそれを手で握りしめて いたらしいのですが。ある時フレンドリーに握手を求められ、 スマートフォンから手を離した隙に別の仲間にスマートフォンをポケットから抜 き取られたという話を聞きました。
また、 リュックサックを背負って信号を待っていた時振り向いたら鞄の中に手を突っ込まれていたという話も。
目の届かない背後に貴重品を所持したり安易にポケットにスマートフォンを入れておくのはやはり危険なようです。
スリが起こりやすい場所
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パリの中でもスリの起こりやすい場所はある程度決まっています。
その一番は観光地です。 地元民よりも慣れておらず、 また現金を沢山所持している可能性の高い観光客が一番の標的となることが理由として挙げられます。
また、 電車やバス内でも通勤ラッシュの混む時間帯などは注意が必要。混雑した車内で鞄から目を離すとその隙に一気に金品を持っていかれてしまいます。
また、空港と市内間を走るRERのB線も治安が悪くスリが多いと言われていま す。
そして通りに面したカフェのテラス席。ここでは財布やiPhoneをテーブルに 出していると盗っていってくださいと言わんばかりのアピールになってしまうので気をつけてください。

スリの対策
スリの手口や起こる場所を把握するだけでも防犯になるとは思うのですが、具体的に私がどのような防犯対策をしているかも紹介していきたいと思います。
- 鞄
まずは持ち歩き用の鞄について。よく斜めがけの鞄が海外旅行には1番! という話を聞きますが自分の身体の後ろ側に鞄をまわしてしまった り意外と身体の下の方にあるため目が離れやすかったりで実はあまりお 勧めできません。
私は今チャック付きのトートバッグを使っています。
パリはスリは多いですがひったくりは意外と少ないです。 人が多い故、 強引に鞄をひったくり逃げるのが難しいからでしょうか。
肩にバッグをかけ、 常に鞄の蓋を腕で挟み込むようにして街中を歩いています。 これでこれまでスリに狙われたことはありません。
また、いずれにしてもどんな鞄にせよチャックが付いているものというのは欠かせない条件な気がします。チャックが付いていなければ高確率で鞄の中のものを持っていかれてしまうと思います。
- 財布
また、おすすめなのがダミー財布の準備。
スリの手際には驚かされるばかりですが手際よく、 サッと取っていくのでダミー財布を鞄の上の方にいれておけばそれ だけ取って満足してくれる可能性が高いです。
私はダミー財布には少額のお金をいれて普段使いをしています。
カード類、パスポート、現金のほとんどは鞄の内ポケットに収納。 スマホも鞄の下の方に常に入れています。

- 油断をしない
そして1番の防犯は油断をしないこと!
少しだけだから… っとカフェで荷物をおいて席を立ったら席に戻った時には鞄がない ものだと思って良いと思います。
スリのプロは油断している人を目ざとく見つけ、標的とします。 常に油断さえしなければ標的にされることはまずありません。
実は私ここ最近電車内で居眠りをしてしまうので(笑)改めて気を引き締 めていきたいなぁと思っています。
ただ、 パリに来た当初に比べ明らかに周りをよく見ることができるよう になったのを感じます。今自分のいる場所、 周りにスリがいるかどうかの判断はできるようになりました。
まとめ
パリでは油断をするとあっという間にスリ被害に遭ってしまいます。スリの手口を知り、頻繁に被害が起こる場所では気を引き締めて行動するのが一番です!
持ち歩くカバンを考えたり、ダミー財布などで防犯対策をしっかりすること重要です。
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